2015年1月30日金曜日

日本のゲームメーカーはもっとsteamでゲーム売った方がいいんじゃないの?の話。

なんでsteamかという話ですね。

まず宣伝を考える場合、自社サイトで宣伝したりゲームニュース系webサイト、雑誌等があるわけですが、ネットで宣伝した場合、ネットユーザー全員に対して宣伝していけるわけですが、その中でゲームで遊び且つそのゲームに興味を持つ人がどれだけいるかというと、良くて数%かも? 

ネットの宣伝は多くの人の目に止まるチャンスはあるのですが、効率としては低いわけです。ではsteamはどうかというと、steamにはゲームを買う人しかいません。例えfree to play(以下F2P)のゲームをやる人だとしてもなんらかしらのゲームを手に入れているわけです。僅かながらにゲームをやらない人がsteamを利用してるかもしれませんがほぼ全員ゲームで遊ぶため、steamでゲームの宣伝、販売する事は効率が良いわけです。


さてsteamにはトレカがあります。
これが何を齎すかというと、トレカ目的にゲームを買う、という行為を生み出します。
例えるならビックリマンチョコを買ってチョコを捨てる的は行為ですらあります。(ふる
このお陰でsteamユーザー(以下スチーマー)はゲームを買う事自体が娯楽となっています。
同じ様な販売サイトよりもsteamの方が購入率が高いわけですね。


そしてセールがあります。高くて悩むゲームでも中古で安かったら買ったりするわけですが、これはメーカーにお金がいくわけじゃありません。しかしデジタルなら可能な販売価格のセールは、メーカーに入るお金は減りますが、中古市場に流れてしまうお金が全部メーカーに行くわけです。また多くのスチーマーは安いと"買ってしまい"ます。多くのスチーマーが積みゲー傾向にあるのもあります。

しかも通常なら大作と言えど一年以上経ったゲームは購入されず新作の方を買うわけですが、steamではセールで安くなる事で発売から期間がたったゲームでも購入される事が多くあります。


steamは効率良くゲームを購入する人達に提供が出来て、しかもその人達がゲーム購入率が高いわけです。
しかもsteamにはユーザーによるレビューやSS、動画の投稿、フォーラムもあり、ゲームを購入するまでとそれ以降のゲームに関る要素が一箇所に集約されているためsteamを起動すればいいという状況であり、良い場になっているわけです。


コンシューマメーカーが新作をPCに移植する事を考えると難しいのかもしれませんが、バーチャルコンソール等で出してる旧作もsteam上で出す事で売れる可能性があります。これは日本人ユーザーが買うだけでなく、海外のユーザーが"日本の"を買う需要もあるからです。特に前述のトレカ対応すれば購入動機になり易いですし。


今ゲームはAAAと呼ばれるリソースのたっぷりかけたゲームかインディース的な小規模開発の二極化になりつつあり、日本メーカーの中規模開発はどちらとも戦い辛い状況だと思います。
しかしまだまだ需要はあるわけで、どこで誰に売るのかという事でsteamを視野に入れる事でゲームをもっと売っていけるのではと思います。これが資金を得ることにもなりますし、また社内のチームで小さなゲームを作って売ってみるって事も可能になるので、低迷してる日本のゲーム業界をメーカー側から変化させる切欠になるのではないかなと思います。




ま、ぶっちゃけゲームショップでハード買ってソフト買って~ってやるのめんどいから日本のゲームメーカーがばんばんsteamでPC向けにゲーム売ってくれんかな~ってだけなんですけどねw


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