ネット上でアニメの違法アップロードの問題はいわれて数年とか経ってるわけだけど、これの削除要請を繰り返すいたちごっこを続け、仮にネット上の違法アップロードが根絶されたとして、ネット上でアニメ観てた人がTVでアニメ観るのかな?DVD買うかな?答えは否だよね。
こういった層は無料で楽しみたいだけじゃなくて、手軽に楽しみたいってのも考えるわけね。だから普段使う事の多いスマホやPCででタダで見れるネット視聴を選ぶわけだ。
で、特定のコンテンツが有料且つ手軽じゃなくなったら、他の該当するコンテンツに移るんよ。つまり定期的配信を行ってる有名Youtuberのチャンエル観るんだよ。観るのタダだし手軽じゃん?
これがここ一、二年のコンテンツの流行の移動になった要因でもあると思うんだよね。ちょっと前なら韓流だのFOXだのドラマとかも強かったでしょ。
で、現状アニメが、TVが持ち直すには無料で且つ手軽に観れる環境を視聴者に用意する事なんだよね。コンテンツの面白さは勿論なんだけど。これがこの前のTverのサービスインだったと思うんだよね。ネットで気軽にTV番組が見れるってわけ。
でも結局こけるというか、やっぱり判って無い感じで、あれって利用者伸びないよね。権利的に出しやすい番組ばっかでさ、見たい番組でも無いし。それに一週間て短いんだよね。今週の放送をやっているのを知って、先週とか見逃してたじゃん!ってなって観たくなるわけで、最低二週間残さないと駄目なのよ。
今の日本のコンテンツ産業は正直衰退して行ってると思うんだけど、 これは既存のビジネスの枠から出る事が出来なくて、現状の客のニーズに全然合って無いんだろうね。たしかにビジネスとして儲けれなきゃ駄目なのは判るんだけど、商売はニーズありきだと思うんよ。
どんなコンテンツを「何時」「どこで」「何を使って」楽しんでいるか。これをどのコンテンツ製作者も気にしないとあかんのでしょうな。ガラパゴス化してるのは携帯だけじゃないからさ。
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