第一回目では、スクリプトがどんなものかを見せます。このためobjectを出し、サンプルをコピペし、触ってみてもらいつつの説明となります。
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それでは始めたいと思います。
まずスクリプトとは、オブジェクトの中に入れてあげる事で書かれた内容の通りに動くプログラムの事です。そこで実際に触りつつ進めたいと思います。
まず地面にbuildでboxを出します。他の形状の物でも構いません。
そしてそのboxをbuildで選んだ状態にしたまま、中身を入れるcontentのタブを開いたら「New Script」を押します。
Object: Hello, Avatar!
と、オブジェクトが喋り、contentに「New Script」が作られたと思います。
これを編集していく事でLSLの記述を行います。
ではNew Scriptをopenしてみてください。
default
{
state_entry()
{
llSay(0, "Hello, Avatar!");
}
touch_start(integer total_number)
{
llSay(0, "Touched.");
}
}
と書かれているかと思います。
これを
default
{
touch_start(integer total_number)
{
llSay(0, "ぴんぽーん!");
}
}
と書き換えsaveをしてください。
boxを触ると「ぴんぽーん!」と喋りますね。
では次に「touch_start」を書き換えて「touch_end」としsaveします。
以下のようになります。
default
{
touch_end(integer total_number)
{
llSay(0, "ぴんぽーん!");
}
}
{
touch_end(integer total_number)
{
llSay(0, "ぴんぽーん!");
}
}
触ると先ほどの様に「ぴんぽーん」と喋りますが、触った瞬間ではなく離した時になります。
今度は追加も行い、以下の様にします。
default
{
touch_start(integer total_number)
{
llSay(0, "ぴん");
}
touch_end(integer total_number)
{
llSay(0, "ぽーん!");
}
}
{
touch_start(integer total_number)
{
llSay(0, "ぴん");
}
touch_end(integer total_number)
{
llSay(0, "ぽーん!");
}
}
これを触るとどうなるかというと、触った瞬間に「ぴん」と喋り、離したら「ぽーん!」と喋ると思います。
LSLとは、「いつ」「何をする」という記述を行い、それを幾つも書き連ねる事で出来ており、この「いつ」を意味するtouch_startの総称をイベントと呼び、「何をする」の総称を命令と呼びます。
今回は触った際に喋るようにしたわけですが、第二回では主にどの様なイベントがあるか紹介したいと思います。
今回はこれで終了とします。お疲れさまでした。
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みたいな?
それぞれの生徒に実際にやってもらいながらだと、遅れる生徒がどんどん出て、この短い内容でも全く進まないことになると思います。
このため、先生役が全部の作業を行い、スクリーンにサンプルのスクリプトも表示。
そして授業後にテキストを配布し、各自持ち帰って復習してもらうのがベターかと思います。
フォローとして、個別で再授業で体験してもらってもいいと思います。
#sljp
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