最近考えてた、何故ゾンビ物が作品として多いのかという話を。
いくつか理由があるんだろうなと思っていて、それを上げていきたいと思います。
そも々ゾンビって何?って部分ですが、細かい定義だのなんだのはおいといて、人又は動物がなんらかしらの要因で変化したた「何か生物」で捕食や感染を人などにする事で増殖するってとこですかね。主に人が~ですが。
さてそれではどこがいいんだろうかというと、まず人が変化するって部分です。
これって自分がゾンビになってしまう、周囲の人間がゾンビになってしまうという恐怖を作品に持ち込めます。
徐々に周囲の人間がゾンビかして自分(ら)取り残され追い詰められてくのとかさ。
キャラ数で言うと、友人が一人居て、其れだけだったらキャラは友人一人なんだけど、ゾンビになる事で二キャラ分にもなるのもおいしいよね。
次に姿が人であるという事。其れによる禁忌の持ち込み。
人が人を殺すのは駄目だけど、人がゾンビを殺すのはOKだよね。でも姿は人なのよ。だから人が人を殺してる見た目でありながら、やって良い事に出来てしまう。
またゾンビの増殖の手段としての捕食はさ、見た目に人が人を食べる姿なんだよね。
これに関してはゾンビに食われてゾンビ化しても食われてるんだからうごけんやろとか、血液型同じとは限らないのにいいのか?とか思うんだけど、ご都合でスルーしたり見なかった事にしたりが平気な雰囲気あるよね。
そして存在しても違和感が無い事。
多くの作品が現在、近代、近未来を舞台にするわけだけど、ゴブリンは出すわけにいかないじゃん?ドラゴンとかも。作品のリアリティを考えると、ありえないけどあるかもしれない事が重要なんだよね。
だからファンタジー世界のモンスターは出せないけど、人からの変化であるゾンビを出し、それをモンスター化することはやり易いんだよね。
あとは敵として出しやすいっていうのもあるのかな。
そこまで宗教や政治をきつく掲げなくてもいいんよ。主人公側の生きるための戦いに出来るから。
いくつかあげて思ったんだけど、ゾンビって相手として出すにはとても使い易い存在って事なんだろうね。
それもテーマとして誰でも共感出来る部分も盛り込める事になるし、リアリティーも失わない。
正直ゾンビ物は飽きてると言うかもういいやー、とか思う部分はあるわけだけど、これは使い易いからであって、メインとして作り手がやりたいのは別の部分にありそうなので、そこを探ってみると十分楽しめるのかもしれんね。
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