ゴブリンスレイヤー(以下ゴブスレ)が流行っていて、それは海外までもとなっているわけだけど、その一因は異世界転生物の流行りにあると思ってるんよ。
それというのも異世界転生物の流行る前からのファンタジー、特にソードアンドソーサリー物を知ってたり楽しんでたりした人からすると、現状の異世界転生物は面白くはあっても違うんだわ。
ゲームの、それもJRPGを小説化したというかさ、UIが普通にあるし持ち物からアイテムが出現もさせてしまう。そしてそれを「魔法」や転生時に得たチートスキルだとかいって済ませてしまう。それもギミックの一つとしていいだろうけど、ファンタジーはデジタルであってはならずアナログじゃないとなんだよね。
多くの異世界転生物は結局「ゲームである」事から出れず元来のものを好む人には楽しめる作品がほぼなかった状況で、TRPGの流れを汲んでるゴブスレはまさにうってつけだったんよ。
TRPGという事でゲームではあるけど、そこにゲームの要素は出てても馴染むようにさせてある。例えば魔法の詠唱回数が~とかね。
これにより日本に入ってきたファンタジー、そうロードスを読んでるのと同じ状況になってるんだよね、面白い事に。
その後のいくつかの海外からのファンタジー、そしてTRPG、からのリプレイノベル。ここお知ってる人にはゴブスレがむしろ読みやすいわけやな。
今コミカライズやアニメへの展開とメディアを広げているわけだけど、読者が求めてたファンタジーを出し、そこで一気に展開とほんといい動きしてますが、作品の良さもあるけど、この出てきた時期も大きいよなーと思いましたとさ。
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