さて読み直しです。夏になると読み直してる気がしますな。なんといっても砂漠の話です。
大まかにいうと、大戦後の世界で人口の激変、各種汚染、それに伴う病の所為で人々はドームで
外界から隔離されてシティの中で暮らす白人種と、そこから後に追い出されて外の砂漠のオアシスで
暮らす事になった有色人種。外へと、新たな世界へと向かおうとする若者達の話です。
なんやろね、砂漠って惹かれるものがあるよね。砂の蛇だとか砂の惑星、イズミ幻戦記だとかね。
何もなく過酷な世界だから克服し新たな世界へという若い力が羨ましいのかもしれんね。
作中で主人公達が感じる「俺は出来る」という根拠の無い確信。若さだねぃ。ただこれって人間なら
誰しも案外持っていて、年を重ねる毎にそれを引っ込めさせる知識が身に着き、やれない理由を
想定してしまうのかもしれん。動けない自分、しかし動きたい自分。ここやな。
0 件のコメント:
コメントを投稿