2014年11月27日木曜日

[小説感想文:龍は眠る/著:宮部みゆき]うちの中には二匹の蛇が居ります。

さて龍は眠るを読み直しました。二回目です。

宮部作品の特徴だなと思う事の一つは、タイトルが全面に出過ぎていないってとこかな。
タイトルに関るシーンは中盤とラストだけ。読者はタイトルを頭の隅に置きつつ読むので、効果的なんだよね。
しかもタイトル選択も良い。ちなみにうちだったら龍ではなく蛇にしちゃいそうだし、眠るではなく目覚めるとかおどるにしちゃうかも。

そしてもう一つは小説の内容が男性的とでもいうのかな、感覚がさ。それでいて男性特有のセンチメンタルとでもいうのかな、妙は感情はなく男臭い。変なところに描写を凝ったりもしない。だから誰でも読み易いと思うんだよね。

さて内容ですが、小野不由美の魔性の子を思い出すんだよね。登場人物的な重なりだけでなく、雰囲気がさ。空気感と人物の距離とでもいうのかね。一人称書かれ、それぞれの人物も個性がしっかりしてるし、物語的な嘘っぽさを感じない。そのお陰かすんなり入り込める気がします。この物語は判り易いハッピーエンドの娯楽作品じゃないけど、読んだ後の良さがあるんだよね。決着が付いて次に進んだと感じるからだろうか。

詳しい内容はここで全く書く気は無いので、タイトルと表紙だけ観て、まずは読んでみてはいかがでしょうか。

#小説感想文

2014年11月26日水曜日

雪の匂いがする。

雪の匂いがする。
家路につき、肌を濡らす霧の様な雨。

雪の匂いがする。
傘をさした人々が通りを行きかう。

雪の匂いがする。
田舎はもう降っているのだろうか。

雪の匂いがする。
都会で、ただ音も無く雨が降る。

2014年11月25日火曜日

[映画感想文:クロニクル]そーらを自由にとっびたーいな。はい、超能力!

wikiは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%AB_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29
です。

さてやっとこ録画してたのを見ました。
大まかにストーリーを言うと、根暗で家庭も駄目々な高校生がひょんな事から超能力(他の人にはない力)を手に入れてしまい、そこで人生が変わり幸せに?でも実は力に溺れという、日本では御馴染みの光景をアメリカでやると?という話です。

結構テンポよく見れたし良いね。能力の描写もワイヤー感はありはするけど良い。話の感覚もアメリカの若者ってこうなんだなーって当たりがさ。しっかり纏まってるとも思うし。個人的にはアキラの影響を感じてしまったのが少し残念。悪くないんだけど、その瞬間にオリジナルでは無い気分になるのがどうもね。

そうそう、彼らが何故能力を得たのか?とか、あそこはその後どうなったのか?とかの描写は薄く一気に忘れ去られます。それでいて他の小物類とかイベントが話しの流れに組み込まれていて、良い具合のご都合主義なので見易いんだよね。このへんはさすがにアメリカの作品はうまいよなーと思う。

ちょっとでも海外の映画やドラマが好きな人なら気楽に見て楽しめる作品ですな。

2014年11月21日金曜日

[ゲーム:セカンドライフ]今こそ学校を作ろう(誰かがw)の話。

昔、とあるグループに参加してる時に
 「お前はここを学校にしたいんかい!」
丁寧に言うと
 「貴殿はここなる集まりを学術を学ぶ場にしたいと申されるのですか」
 「お手前はこの集いを学びの場にしたいと所望されるのですか」
 「あなた様はこのグループを…

まあ、結局は学校にはならなかったんだよね。
その当事、あの場所は目的のある人らが自らの技術や知識を持ち寄って行動する場だったんだよ。それを目指し、そうしなければ動けなかったからさ。だから意欲が有って来た人に一から教えてる感じではなかったんだよね。


さて現在です。
今まであった知識や技術の多くが伝えられる事も無く消えて行ってる現状がまずあります。これは技術を持ってるor持った人達が、他の人に教える前に引退していたり、他の人との関りを持たなくなったというのがあります。
また、ネット上においてSLでの情報を出す人間(日本語で)がかなり少なくなり、また今まで古くとも存在してた情報が表に出てこないし、出てきても古過ぎて通用しなくなっています。


この状況下で新規で始めた場合、確実に手探りで全てを身に着けなければなりません。
しかもそれはSL内での活動に必要な知識や技術だけではなく、人とのコミュニケーションもです。

その目にはSLはどう写るでしょうか。
何をすれば良いのか判らない、判ってもその為にどうすれば良いのか判らない。聞こうにも聞ける相手が居ない。
たしかに世界には人が居て、物が存在し、何らかの活動が行われて居る事は判るでしょうが、それだけであり学びの機会も無く去る事になると思います。

コミュニケーションの形成という方向からのSLの発展というのかな、そういうのはもう求められない段階の気がしています。なんらかしらのコミュニティーまでたどり着く事が出来ないからです。


そこで今必要なのは学校だと思っています。
誰でも着てよく、SLについて知っている必要は無く、恥もかけ、許される場です。
ここで必要な歩く事、買い物する事、会話する事、等の基礎の基礎を体験し、その上で初めてSLはどういうものなのかを体験する必要があるのではないでしょうか。
それにより自分はここで何をしたいのか思い浮かぶかもしれませんし、思いつかずSLを去るのも一つの選択肢だと思います。

必要な物を得た上で自分で選択する場ですね。なんせ今は何も判らず引退する選択くらいしかないので。


学校を作るといってもいくつか問題はあります。
場を作るには人と土地が必要です。

人ですが、コミュニティーを形成しなければならない為、オーナーとなる人物、管理補佐する人たち、そして学校である為に教える人達が最低限必要になります。今のSLでそれなりの人数を集め、一つの目的の為に行動するのは大変になると思います。

次に土地です。
物事を教える場合、少なくとも教える側が管理出来る土地が必要です。物を出すでしょうし、教える為の練習施設も必要になります。そして土地には広さに応じて維持費がかかり、それを誰か(らか)が負担しなければなりません。

これらは基本的に慈善事業になります。はたしてそれでも自分の時間と資産を割き行う人が集まるのか?
とても難しいでしょうね。

が、負担を軽くする事は出来るのではと思っています。
居住区シムで砂場を用意してる場合があります。ここを青空学校とする事は可能です。
人員ですが、多くのシムでは中央(ランディングポイント)付近にはカフェがあり、スタッフが常駐しています。
多くの人と接している人らなら、物事を教える事も可能なのではと思います。

学校的な講座をやってる人や初心者支援を行っている人らもいるわけですが、前にもちょっと書いたね、一つの場に集まり、それぞれが分担して行えば十分な人数となり学びの場は作れると思っています。


入り口とは誰もが通る場所であり、故に一つ乃至少数であり、誰でも通れる場所でなければなりません。
そんな学校が形成され認知されれば、むしろ住人間の負担も減り、新規の人も入り易くなり良い流れになるのではないかなと思う今日この頃です。


#sljp

2014年11月17日月曜日

[ゲーム:SpecialForce2]トレーニングでFPSのトレーニングをしよう。の話。

Special force2にはトレーニングというモードがあり、一人でゲーム内のマップを歩きまわり、ダミーを置いて練習が出来るモードとなっています。今回はこのモードをやる事でFPS全般の練習にしようというお話。


この様に入り口に向かって銃を構えて敵を待ったり、入り口に居る敵を撃つ事があるかもしれません。
ですが、これはとても不利な状態です。本人的には横に岩もあるし、撃ち易い位置に立ってると感じるかもしれません。

そこで今居た位置にダミーを置き、入り口から見てみます。
自分の位置におかれたダミーの全身が見えていて全く隠れていませんね。
相手から見ると実に無防備な状態となっています。


そこでちょっとずれて、この位置に立ってみます。
前と同じく十分入り口は見えており、また左半分は岩で隠れています。息苦しさを感じるかもしれません。
しかし、これを入り口側からみると、
相手からは頭とか上半身が少ししか見えない状態になります。


撃ち合って自分だけ沢山に撃たれてやられてしまう。相手は十分見えているのに。
そういった人の大半が最初の様に相手からは無防備で位置取りが不利な状態で撃ちあっています。


このトレーニングでは撃ちあいの練習が出来るわけではありませんが、ダミーを置く事で自分が立った位置は相手からはどう見えているのかが良く判ります。
様々なFPSで撃ちあって負けてしまうなという人は、このトレーニングで普段に自分が立っている位置はほんとに良い位置なのか確認してみてはいかがでしょうか。


#sf2_jp

2014年11月15日土曜日

今後のゲーム実況に有ると良い機能を思いついた。の話。

PS4に放送機能も付いたりとほんと一般化してきたゲーム実況放送(動画)ですが、まだ々やるのには敷居が高かったり問題が有ったりとします。

PS4のサイコブレイクではゴア表現オフじゃないと放送出来ないという機能がありました。
これは公開するが故に見た人が不快になり過ぎない様にグロだののゴア表現をオフにしないと放送出来ませんよとする事で、誰でも見れる放送をしてくださいとしたわけですな。

こういった表現等に制限を付けた上で放送は機能として有りだと思います。これは見た人がよりゲーム実況をみやすくするだけでなく、放送者がBANされるのを少なくもなります。

そこで、新機能「○○24時」です!

この機能は、犯罪やら暴力等の映像にモザイクがかかり、未成年の場合には顔に目線、またプライバシー保護の為に声はボイスチェンジャーで変更。また名称等にはピー音。これは放送に適さない会話にもです。そして字幕の名前も伏字になります。

そう、警察24時!
これで誰でも安心ゴールデンでもOKなゲーム実況になります。

そしてネタ放送にもなって面白いはずw
いいと思うんだよね、これ。ぜひ機能として作って欲しいものじゃ。

それは楽園ではない。

夕方の番組を見たんだけど、前々からちょこっと思ってたんだよね。

IターンやUターンするとさ、蕎麦、饂飩、野菜、そしてカフェ、民宿、木工で色々売る道の駅。
まあ悪いとは言わないんだけど、これくらいしかパターン無いよね。しかも早期退職者とは言えそこ々の年齢の人じゃん? 高齢者が高齢者向け活動をしてるだけになってしまっているので、地域の発展だの若者を呼ぶといっても駄目なんだよね。活動も地域内で収まってるしさ。

働ける場所があれば確かに生活の糧は得られる。でも働く為にはリフレッシュの為の娯楽がなきゃ駄目なんよ。それは常に新しい刺激。これが世代によって趣向が違うので、若者を呼ぶなら若者が若者向けにやらんと駄目だと思うわけよ。

現状のIターンやUターンの流れでも変わるだろうけど、時間がかなりかかり、実現性も薄い気がするんだよね。
具体的にこうすればってのがいまいち思いつかないんだけど、地域に強制的なり企業や行政が大々的に「場」を作らないと駄目だと思うんだよね。

地方でも構わないITや開発系が街規模で地方移転してしまうとかか。
職場と住む場所、コンビニ、ネット整備、通販用流通。
これで生活費が少なく済んで給料が都市部と同じなら娯楽費に多く使えるから良いよね。

ま、個人でどうこうなる状況はとっくに過ぎてますな。

2014年11月10日月曜日

[ドラマ感想文:Revolution]力とは生きるのに必要な物。

海外ドラマのRevolutionシーズン1を見ました。

突如、全世界が停電した後の世界で、その世界がどうなってしまったか、何故、誰が起こしたのか?等のドラマとなってます。面白いのはただ停電したってわけじゃなくて、電気自体が存在出来なくなった世界になったってのが面白いね。なので発電してみても電気が作れないんよ。

徐々に解明されていったりするわけですが、これもログ・ホライズンのような「力」とそれに関る人たちの話です。それは生きる為の食料であったり身を守る為の力。特に銃だね。そして電気。ほんと今の世の中は電気やそれによって齎される技術とかに依存してるなーと良く判ります。


雰囲気としてはゲームのLast_of_Usを感じたよ。
ちょい前の海外の荒廃物といえば、崩れた建物と草木も生えない荒野だったわけだけど、近年では植物に覆われた崩れて薄汚れた町並みってのが主流だよね。

これってジブリの影響がでかいと思うんだよね。ぱやーおも自然が無くなったら人間は生きていけないと言うてるわけだけど、植物連鎖に人間も入ってるんよ。だから自然がなくなっちゃってたら食べていけないからね。

もうちょっと生産に関する部分の描写や話が作中にほしかったなーと思うんだよね。あまり登場人物が食うに困らないんだよ。なのでゲーム的に感じる。


シーズン1のラストでは例の場所まで行ったので、2からは世界の状況がかなり変わるだろうし重要人物達の立ち居地だの状況も変わったのでどうなっていくのは楽しみですな。果たして電力はどうなるのか?アメリカはどうなるかとかさ。

…そいや日本は?正直そこまで困ってないような気もしてるんだよね。
都市部が食料的にきついだろうけど、どんどん地方に人が減っていって農業はじめるんじゃないかなとさ。 問題は可燃燃料の無さなんだよね。なので人口は半分近くになって世代分布が高齢と若年層の二極化する気がする。ま、日本はドラマに出てこないでしょうなw  このドラマって開拓期というか初期のアメリカ物語だろうし。


#ドラマ感想文

2014年11月6日木曜日

近状報告2014年11月

さて最近の状況おば。


PCは点検?出したけど特に問題ねーよとの事。
ソフト的に問題があるんだろうね。正直PCを使い出して結構な年月経ってますが、ソフト的にもハード的にも知識はほぼ無いのでかけれる分の金をかける事になってしまいますな。まあ点検代は安心を買ったとしておこう。

セキュリティソフトや自分でのソフト的メンテは覚えないと駄目だね。
"PCが"趣味では無いのでどこまでやれるかは判りません。多分まともに出来んけど自分で使う道具を判っていないのはあれと思うので少しは覚えないとね。


ネット環境が無い期間がそれなりに続いたわけですが、かなり周りの人との関係を考え直す良い機会に"また"なったと思ってます。でもまあ急に仲ようなったりなんて事は無いし、一方的なものとか駄目なんでとにかく誠実に話してみる事から始めようかなという所。近所のRLフレとかたまーにしか逢わなくなっちゃってるしさ。お互いの近状が全然判らんってのはいかんよね。

ネットのフレって確かにフレなんだけど、自分のルールとしてあくまで匿名等での付き合いにするとしてるので、深いというのかな、そういう関係には出来ないんだよね。これは寂しいかぎりだけど仕方ない。このルールを無くすのはあと19年後位か、余程ルールを無くさないとダメになった時だろうね。

で、そういう匿名だからこそ、大事にしないと簡単に消える関係性だとも思ったよ。故にRLに絡めたりする人が多いんだろうね。RLを絡めない分、どこまで大事にし、線を途切れない様に出来るのか考えていこうと思う。


それから生活時間がちょい前から変わりました。
今までみたいな朝までPC使っているなんて事はやったら本気で睡眠時間がなくなるしミスを出してしまうと思ってるので2200-2300には確実にPC落とす予定。起動出来るのも1900-2000からかなー。なのでゲームをPSO2、マイクラ、その他なんのかんのーとはちょっとしにくいです。今、1億か2億くらい貯金あれば何もしないで遊んでられると思うわけですが、そんなわきゃ無いし、遊んでるだけだと逆に心が生きていけんやろな。


ま、あれだ、今日考えてて思ったんだけどさ、よくあの頃は良かったとか言うやん?
うちは良い歳になったけど、"あの頃"が無いまま(あったのかもしれんが覚えてないので意味無い)きてしまった人生なので、今やるべき事、やっておかないとならない事、やりたい事、こんな事をこなしていって、こんな人生も良い暇つぶしになったと言える結末になれれば良いね。