2015年11月2日月曜日

[映画感想文:思い出のマーニー]ジブリであってジブリでない。

録画してあった思い出のマーニーを観ました。

どんな話しかと言うと、引っ込みじあんと言うかコミュ症の女の子が田舎に療養と言う形でって夏の間過ごし、、そこで人に触れることで~という感じでそこにジブリ的ファンタジーが入ってきます。たしか原作は海外の話しだっけか。

話しに関しては結構共感しやすいね。これ自分とは境遇等違ったとしても思春期に通る道の一つだと思うし。それをファンタジーにしてあるから娯楽として観れるんだよね。判りやすく泣かせる話しにしてる様なんだけど、そこはもうちょい抑えてくれた方が良い作品として受け入れやすかった気がするんだけど、ジブリとして娯楽として出す場合はこうなっちゃうよね。これは鈴木氏の判断だと思うけど。

「絵」 ですが、ジブリお得意のヨーロッパ調お洒落感が増してます。風景だけじゃなくて家とかも良いね。現実っぽくありながら別世界なお洒落感はファンタジーに必須だよね。ま、田舎の普通の家で、いくら娘のといってもあんなお洒落な部屋になってるとかどんだけセンス良い娘よw とかは置いといた方がいいね。


全体的にヨーロッパの児童文学でも存在する独特の空気感がいいんだけど、それってあんまり日本人受けしないよね。あとは今までのジブリとは違うなっていう感触があって一般的?なジブリファンには受けにくそうかんだけど、今後のジブリはこの方面にいきそうで個人的には大歓迎。パヤオも良かったけどあの路線はやっぱ大人から子供への押し付けなんがあったり子供置いてきぼりだったりと今はもうメジャーじゃないからね。


という事でかなり内容にも触れない感想文ですが、海外物ファンタジーとか少女漫画系ファンタジーが好きな人、ジブリであるかどうかを抜きにして一つの作品として観てみると結構気に入るんじゃないでしょうか。


そうそう描き忘れ。
これそれぞれのシーンを心理学的というか夢判断的に考えると面白いね。
絵で心理状態をかなり表現してあるでしょ。ファンタジーで湧け判らん感じに少しなってると感じるかもだけど,この側面から見ると興味深いかも。


#映画感想文

0 件のコメント:

コメントを投稿