2014年3月26日水曜日

[ゲーム:セカンドライフ]マシネマ三種の神器 の話。

今回はセカンドライフ(以下SL)において有ると良い物の3つの話をしようかと思います。


幾つか必要な要素が有るわけですが、撮影においてあると良い機材の3つという事で、
 カメラ制御HUD
 ツアーライド乃至シットボール
 アニメ制御HUD
となります。これらに共通している目的は、何度も同じく撮影出来る様にする事で最終的に撮影量を減らす事です。


ではまずカメラ制御HUDから。

最初に利点としてはカメラの固定です。
これにより一回決めたアングルでの撮影を何度も行えます。
例えば撮影で人が揃わなかった、必要な服が足りてなかった等、後日また撮影する必要が出た際に全く同じアングルでの撮影が可能となります。事前準備を確実に行っていた場合でも、カメラを間違って動かしてしまった等が起きてもちゃんと元の撮りたいアングルで撮影も可能です。

次にカメラの移動です。
カメラを動かすにはマウスを使うかflycam等で動かすかになるわけですが、これは操作してる人次第ですし、ラグ等でいくらでもカクついたりします。その為撮りたい移動ルートでカメラ制御HUDで何度も撮影するようにしておけば、良い状態での撮影が可能になるわけです。また前述の固定と同じように日を跨いだり等にも有効ですね。

最後の視線の共有です。
これは使っているカメラHUD次第では無い機能なのですが、うちが使ってた機材にはありました。
この機能の意味ですが、撮影時に監督であるカメラマンの見ている風景と同じ風景をスタッフ全員がその場で見る事が可能になります。これがないと撮影してアップロードなりした動画を後から見ない限り、どう撮影してるのかが他の人からは判りません。この共有というのは複数人で撮る時は結構有効なのでぜひ導入して欲しいです。


次はツアーライド及びシットボールです。

何故にツアーライド?と思うかもしれませんが、まずはシットボールから。
SLにおいて一番ぐだぐだなのはアバターの位置と角度です。自分の見てる画面内のアバターの位置と角度は、実は他の人とは同じではありません。アクターが監督の指示通りに立っていたとしても、監督からはずれて見えてる事があるわけです。
そこでシットボールにアクターが座ってしまい、監督がそれを編集して動かす事で、監督が撮りたい位置にちゃんとアクターが立てる様になります。これにはカメラと同じく何度も同じように撮影出来るので、場合によっては代役を立てて撮影も可能です。それでも全く同じ位置で撮影が可能なので。

さてツアーライドです。シットボールで狙った位置での撮影が出来るわけですが、どのシーンでアクター同じ場所に立ったままというわけには行きません。当然歩いたり移動するシーンだって撮ります。そこでツアーライドの登場です。これによりアクターは何度もそのシーンで必要な移動が出来るわけですし、複数での撮影をする場合、それぞれのアクターの環境の所為で動きがずれてしまうといった事も防げます。

これがアクターの移動制御はぜひとも導入して欲しいですね。多くのSLマシネマでは操作して移動させている所為で変な位置で止まったり、位置をあわす為にちょこっと動いたりと、とてもゲーム的で映画ではない映像になってる事があるので、ここが演技になるだけでかなり雰囲気は変わります。
操作する事できっちり動く事は可能ですし、出来るまで何度でも撮影するという方法もあるのですが、労力がかなりかかりますし、こういった機材を使ってはいけないなんてルールはありません。


最後はアニメ制御HUDです。
多くのマシネマでは、アバターの動きはAO任せです。ですがシーンによって身振り手振りと演技が必要になります。そこでアニメ制御HUDの登場というわけです。複数のアニメを連続で再生していく必要がある際も、このようなHUDで確実に再生する事でしっかりとした演技が可能となります。
また前述のツアーライドはシットボールを使う際、アニメをそれらに組み込むのは良い手では有りません。何度もシーン毎にツアーライドやシットボールの中を弄らないとならないんので。なのでアニメはアニメで別で制御できるようにしておくわけです。


というわけで三種の神器として紹介したこの三つですが、使う事で撮影時の労力を減らす事で気楽にマシネマの撮影を楽しみ易くもなります。ちょっと撮ってみようかなとか、もっと良い画を取りたい名という人はぜひ導入してみてはいかがでしょうか。







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